top of page
検索
  • 執筆者の写真2019年度CSOラーニング関東Bチーム

動物福祉(アニマルウェルフェア)について

こんにちは。11回目の記事を担当します、前橋です。


先日、インスタグラムとツイッターで、コープで販売されている動物福祉(アニマルウェルフェア)に配慮されている卵についてご紹介しました。そこで今回のブログでは、動物福祉(アニマルウェルフェア)についてより詳しくご紹介したいと思います。


(コープで販売されている卵)


皆さんは国際的に認められている、アニマルウェルフェアの指標である「5つの自由」についてご存知ですか。

以下が「5つの自由」です。

 1. 飢えや渇きからの自由

  • 健康を維持するために十分な餌を与えられていること。

  • きれいな水をいつでも飲めること。

 2. 不快からの自由

  • 温度、湿度、照明など、それぞれの動物にとって快適な環境を用意できていること。

  • 自由に身体の向きを変えること、自然に立つことができ、楽に横たわることができること。

  • 清潔かつ静かで、気持ち良く休んだり、身を隠すことができること。

 3. 痛み、外傷や病気からの自由

  • 怪我をするような危険物のある環境にいないこと。

  • 病気にならないようにふだんから健康管理をしていること。

  • 痛み、外傷あるいは病気の兆候があれば、十分な獣医医療が施されること。

 4. 本来の行動ができる自由

  •  それぞれの動物種の本来の生態や習性に従った自然な行動が行えること。

  •  群れや家族で生活する動物は同種の仲間と、単独で生活する動物は単独で生活できること。

 5. 恐怖や苦痛からの自由

  •  精神的苦痛、過度なストレスとなる恐怖や不安を与えられないこと。

実際に私がインスタグラムとツイッターでご紹介した「リアルオーガニック卵」は、鶏舎内にすき間なくケージを積み上げる大量生産型の「ケージ飼い」ではなく、農場内の斜面を囲った、昔ながらの「平飼い」によって飼育された鶏が産んだ卵です。そこには、「鶏はモノではなく、生き物。心だってある。本当においしいたまごは心身ともに健康な鶏から産まれる。だからこそ、穏やかに育てて、おいしいたまごを産んでくれる環境を整えるのがわたしたちの仕事である」という、生産者の想いも込められています。「平飼い」されることによって上記の5つの自由が守られています。

(平飼いの様子)


皆さんも是非、普段口にする食材の背景を考えたり、食材を購入する際に動物福祉(アニマルウェルフェア)に配慮された製品を選んだりしてみてください!


{参考文献}

閲覧数:24回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page