こんにちは!今回の記事を担当するのはJUON NETWORKインターン生のNです。
これまでの記事では、エシカル消費を意識するにあたっての商品の選び方をご紹介してきました。エシカル消費は商品の価格や品質に加えて、「その商品が何処でどのように作られたか」や「消費した後、環境にどのような影響を与えるのか」という「過程」や「未来」を考えることが大切です。
そこで、私は前者の「過程」を見るべく援農ボランティアに参加しました。商品を作る人々やプロセスを知ることによって、
①安心感が得られる
②ある意味ファンとなり、消費を通して地域を応援できる(#応援消費)
ことに気づかされました。以下、体験記となります。
まず、私はJUON NETWORK主催の「田畑の楽校」に申し込みました。訪れたのは三重県南伊勢町。みかん農家さんの収穫のお手伝いに行きました。私自身、初めての三重で非常に楽しみにしていたのですが、自然が豊かな場所で想像以上に美しいリアス式海岸を目にしたときは非常に興奮しました(笑)
このような自然に恵まれた南伊勢では、漁業がとても盛んであり、農業においては温暖な気候を利用した柑橘類(特に温州みかん)の栽培が盛んのようです。関東人の私は「みかんといえば和歌山」と思っていたのですが、南伊勢のみかんは地元ではブランドものだと伺いました。役場の方から地域のバックグラウンドを教えていただき、いざ収穫に向かいます。
農家さんがみかんの収穫方法を教えて下さり、いざ実践。簡単かと思いきや少しコツがあり、ヘタの部分を平らに切ることで他の実を傷つけずに出荷できます。平らにしようと何度も切っていると返ってみかんの皮を傷つけてしまうので、農家さんの迷いのないカット術に脱帽でした。以後、売られているみかんのヘタをつい見てしまう「職業病」です(笑)
休憩中には農家さんや地元のお手伝いさんとお話をして、南伊勢や昔の話を聞き、帰り際には「また来てね」と言ってくださったことが嬉しかったです。
作業後、役場の方をはじめ、地元の方々と夕飯をいただきました。地元の現状やみなさんの地域への想い等、様々なお話を聞くことができ、更に南伊勢を身近に感じることができました。
みかん農家収穫のお手伝いで、どのような人たちがどんな想いで作っているのかがわかり、地元の人との交流を通じて南伊勢を好きになりました。これからもお手伝いに行きたいですし、南伊勢のみかんを食べたいなと思っています。
このように、自分で経験することにより、自分の消費行動が変わることもあります。
みなさまも是非、援農ボランティアに参加してみたらいかがでしょうか?
◎アクションtips
・JUON NETWORKなどのNPOが主催する援農ボランティアイベント
・JAグループ「快汗!猫の手援農隊」
・市町村が募集する援農ボランティア (ex)調布市、さいたま市...
などなど様々なところで開催しています!「援農ボランティア」で検索してみて下さい!!
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